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Anker Soundcore Liberty 4 Pro購入レビュー

どうも、こっこです。

今回はAnker製のBluetoothイヤホン「Soundcore Liberty 4 Pro」を購入したので、実際に使ってレビューしていきます。

個人的には数年前に同じAnkerの「Soundcore Life P3」を8000円程度で購入し、最近までずっと使ってきました。長年使ってきてバッテリーの消耗が激しくなってきたので、今回の「Soundcore Liberty 4 Pro」がメインのイヤホンとして使っていけるかもレビューしていきます。

商品詳細

今回のSoundcore Liberty 4 ProはSoundcoreシリーズの中でも最上位モデルの商品となります。

シリーズ最高レベルのノイズキャンセリング機能が追加され、1分間に180回のノイズ検知を行い自動でノイズを除去します。

低音域用と中高音域用の2基のドライバーを搭載で幅広い音質を実現。3Dオーディオ機能をONにすることでどんな音楽でも空間の中にいるような音楽再生が可能です。

感圧(タッチ)センサーとスワイプセンサーの2種の操作方法が利用可能。ケースからもタッチ操作でイヤホンの設定を変更することが可能です。

4種のカラーバリエーションと様々な機能が利用可能。ワイヤレス充電やケースを開くだけでスマートフォンと接続ができるGoogleFastPairも利用できます。

商品開封とセット内容

商品の箱は正方形でコンパクトなサイズです。

さて、実際に開封していきます。箱を横開きにしていくことで本体ケースが現れました。

中身をすべて取り出すとこんな感じの内容になっています。イヤホン本体、ケース充電用のUSB-Cケーブル、様々なサイズのイヤーピース、取り扱い説明書が入っています。

ケースは奥側にスライドすることで開けることができます。今までよくあるBluetoothイヤホンのような上下にパカパカ開くようなケースではなく、スライド式なのが新しく感じます。

イヤホンケースの奥側にUSB-Cでのケーブル挿入口があり、ワイヤレス充電だけでなく有線ケーブルでの充電も可能になっています。

音質とノイズキャンセリングに関して

音質レビュー

この価格帯としてはそこそこな音質で、高中低音のどこを強調したいかはイコライザで自由に変えられます。

お好み診断という機能もあり、6パターンでAとBどちらが好みかを回答していくだけで好みなサウンドで音楽を再生していくこともできます。

ただ音質に関しては特に感動はなく、耳で音を聞いている感じが強いです。もっと高級で感動があるイヤホンは脳みそにダイレクトに音を感じることができる印象です。

すでに持っている&使っている「Soundcore Life P3」との音質を比べるとほんのちょっと良い、と思える程度でした。

ノイズキャンセリングレビュー

1〜10段階でノイズキャンセリングレベルを選択でき、10になるほどキャンセリングが強くなります。

レベル10で音楽を聞けば周りの音は殆ど聞こえない状態になるものの、音楽を流さない状態であれば周りの音は多少入っていきます。

「ウルトラノイズキャンセリング」というほどキャンセリング能力は強くなく、もうちょっとお金を出せば外を歩くには危険なほどノイズキャンセリングしてくれるイヤホンは他にもあります。

スマホアプリ「soundcore」での操作性に関して

イヤホンに対して行いたい操作は専用の「soundcore」アプリにて行います。

イコライザ変更、ノイズキャンセリングレベルの変更、タッチ操作のカスタマイズなどなど。

お好み診断に関して

「音質レビュー」でも記載の通り、6パターンで音楽を流してAかBのどちらが好みなのかを選択していきます。

これを6回選択していくだけであなた専用のお好みのイコライザを使用していくことができます。私はこのお好み診断をした結果は以下の状態でした。

イヤホンタッチ&スワイプ操作の設定に関して

何回タッチしたらどういう操作ができるのかは左右で別々の設定ができます。

ただスワイプ操作に関しては設定が固定になっていて変更ができません。

また、個人的には片方のイヤホンを耳から外したときに曲が一時停止される機能はアプリでON/OFFできると助かります(現状はその操作はできません)。

イヤホンタッチ操作とケース操作に関して

イヤホンタッチ操作に関して

タッチできる部分が物理的に小さく、タッチやスワイプはとてもやりにくいです。

タッチもスワイプも人差し指と親指で挟んで操作しないといけないので操作しずらいです。

2回タップで次の曲を再生するようにしていていもあまり反応してくれず、結局スマホで操作してしまいます。

ケースで各種操作できる

Liberty 4 Proではケースに小さいディスプレイとタッチ操作ができます。

ケースで操作できる項目はアプリから追加や削除ができます。

ただ実際はケースで操作するくらいなら、より設定が充実しているアプリから操作してしまいます。

現状はケースで操作できる項目は以下の通りです。

ANC(ノイズキャンセリングのレベル選択)はデフォルトでONになっていてOFFにすることはできません。それ以外の機能は個人的にはあまり使わない機能になっているのですべてOFF状態です。

その他の機能について

3Dオーディオ

スマホアプリ、またはケースで3DオーディオをONにすることで空間にいるような状態で音楽を聞くことができます。

ライブ会場にいるような空間を作り出して再生できるので面白さはあるものの、単純に音質が悪くなるので個人的には使いたくない機能になります。

また「固定」か「ヘッドトラッキング」という機能に関して、ヘッドトラッキングは自分の頭を右に向いたり左に向くことで正面側から音が鳴っているように再生する機能になります。固定はそのヘッドトラッキングがない状態です。

このヘッドトラッキングですが、最初は面白いしすごい機能だなと思えるのですが全然使い道がありません。スマホでVRの動画やゲームを再生するならヘッドトラッキングも使えるかもしれません。

ケースのディスプレイ

ケースに小さいディスプレイがついています。

左右のイヤホンが今何%の充電ができているか、アップデート中、スマホとのBluetooth接続状況等いろんな情報を見ることができます。

日本語表示にする、他言語での表示にするかはスマホアプリの「soundcore」から設定が可能です。

ケースのタッチ操作はこのディスプレイを見ながら操作しますが、この小さいディスプレイで十分に必要な情報の確認、設定された操作ができるのであって便利です。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回はAnker製のBluetoothイヤホン「Soundcore Liberty 4 Pro」を実際に使ってみて気になるポイントをたくさんレビューしてみました。

今まで使ってきた「Soundcore Life P3」が8000円代で購入できて、なかなか良いクオリティだったからこそ今回の2万円弱で購入できる「Soundcore Liberty 4 Pro」には期待してしまいました。

ただ実際は新しく最先端な機能は増えたものの、メインであるイヤホン本体の音質やノイズキャンセリングは期待するほどのクオリティではなくちょっと残念です。

スマホアプリから様々な操作ができるものの、できる操作に制限があってちょっと不便を感じることがあります。

Soundcore Liberty 4 Pro」が発売されてから2日後に使い始めて1週間で2回もアップデートされていました。アップデートされることは構いませんが、ユーザーがより使いやすい状態になるようアップデートされることを今後期待したいと思います。

ではまた!