どうも、こっこです。
今回は余市蒸留所に蒸留所見学に行ってきたので、見学の様子、ショップで購入できるもの有料テイスティングで飲めるものをご紹介します。
個人的には余市蒸留所に行くのは今回で4回目で、いつも車かバイクで行くことが多かったため有料テイスティングは見るだけで実際に飲むことができずにいました。しかし、今回は札幌から電車やバスでの移動だったため念願の有料テイスティングを楽しむことができました。
余市蒸留所への見学は2024年12月3日に行ってきました。
この約2週間前にサントリー山崎蒸留所と白州蒸溜所にも蒸留所見学に行き、その様子を記事にまとめています。よろしければそれらの記事もご覧ください。
目次
余市蒸留所はどこにある?
ニッカウヰスキー余市蒸留所は北海道余市郡余市町にあります。
JR函館本線の余市駅からすぐにあるため、電車またはバスでアクセスできます。周辺主要駅からのアクセス時間のまとめです。
電車 | バス | |
小樽駅から | 28分(440円) | 33分(440円) |
札幌駅から | 1時間22分(2130円) | 1時間47分(1170円) |
新千歳空港から | 1時間57分(3280円) | 2時間1分(3190円)
※小樽まで快速エアポートが最速 |
上記情報はGoogleマップで調べたもので、時間によっては電車、バスそれぞれで到着時間が異なることがあります。また実際の交通費も異なる可能性があるので事前に調べてから向かってください。
12月でも北海道観光の外国人客がだいぶ多く、電車はなかなか座ることができずに1時間ちょっと移動することになります。時間に余裕があれば価格も安いバスでの移動をオススメします。
余市蒸留所の蒸留所見学の予約について
余市蒸留所での蒸留所見学は一部施設を除いて見学予約が必要になります。
予約をしていないと全体の見学ができませんので事前に予約をしてから向かうことをおすすめします。
以下の施設は予約無しでも利用することが可能です。
- ディスティラリーショップ
- Rita’s Kitchen(レストラン)
- ニッカミュージアム(中の有料テイスティング含む)
見学予約の種類
無料ガイドツアー
開催時間:午前9時から約30分おきに開始
所要時間:約70分
参加費:無料
プラチナムVIPツアー(土日)
開催時間:土日の各日10:30〜
所要時間:約120分
参加費:5000円(税込)
キーモルトセミナー(平日)
開催時間:平日の各日13:00〜
所要時間:約80分
参加費:2000円(税込)
余市蒸留所マイブレンドセミナー
開催時間:月、火、水の9:30〜
所要時間:約150分
参加費:10000円(税込)
蒸留所見学の様子
今回私は12月3日(火)の平日に行ったので、平日開催のキーモルトセミナー(2000円)に参加してきました。
余市駅から余市蒸留所まで
札幌駅から小樽経由で電車で余市駅まで行ってきました。
札幌から小樽までは交通系ICカードの利用が可能です。しかし、小樽から南下する函館本線では交通系ICカードが使えないため、事前に切符で購入しておいたほうが良さそうです。私は札幌駅から余市まで切符で購入し電車に乗りました。
駅出口には「ようこそニッカウヰスキー余市蒸留所へ」と看板があり、ここからワクワクします。
駅の外観はこんな感じです。中にはお土産ショップもあり、ワインなども販売されています。
駅前ロータリーにはマッサンのオブジェもあります。
余市駅を出て真正面に余市蒸留所が見えるのでまっすぐ歩くだけで到着します。
こちらが入口の正面になります。こちらの門から入場ができるのは見学予約者のみで、ショップやレストラン、ニッカミュージアムの見学を希望で見学予約をしていない方は駐車場入口側まで歩く必要があります(結構距離があります)。
蒸留所内の見学
見学予約者は正面入口で名前と人数を伝えて見学料金を支払い、集合場所で待機します。時間になるとプロジェクターを使って見学ツアーの概要と余市蒸留所の各種説明が行われます。
その後はツアー参加者全員で蒸留所の施設全体を歩いて回ります。
ちょうど見学中にポットスチル下部に石炭を焚べている作業を見ることもできました。
樽の貯蔵庫も見学することができます。
キーモルトセミナー
ツアー参加者全員でニッカミュージアム内にあるセミナールームに移動します。
このキーモルトセミナーでは以下の4種を各15mlずつ飲むことができます。
- シングルモルト余市
- 蒸留所限定ウッディ&バニラ
- 蒸留所限定シェリー&スウィート
- 蒸留所限定ピーティ&ソルティ
各テーブルには事前に上記4種ウィスキーとおつまみ、チェイサーが置かれています。
シングルモルト余市以外の蒸留所限定の3種はこの置かれている段階では並びがバラバラで「実際に香りを嗅いで飲んでみて自分なりに並び替えてみてください」というちょっとした謎解きがありました。私は全問正解しました。
蒸留所限定ウィスキーの各特長は以下のとおりです。
シングルモルト余市も蒸留所限定ウィスキー3種も有料テイスティングで飲むことができますが、このツアーでは商品の背景等各種説明を聞いてから飲むことができるので、より一層楽しむことができました。
余市蒸留所はコロナ前に訪れたときは見学予約をしなくても発酵槽やポットスチル等は好きに移動して見学することができましたが、コロナ禍からのウィスキー人気に伴って蒸留所見学は予約しないと施設全体の見学ができなくなってしまいました。
せっかく余市まで行くならぜひ無料でもいいのでツアーに参加されることをオススメします。
ショップで購入できるもの
シングルモルト余市は買えるのか?
この日シングルモルト余市の700mlフルボトルは販売されていませんでした。
しかし、50mlのミニボトルは余市、宮城峡、竹鶴も販売されているので、まずは試してみたい方やとりあえず少量でも自宅に置いておきたい方はミニボトルの購入をオススメします。(各1本750円)
スーパーニッカやブランデーVSOPもミニボトルで販売されています。5本のミニボトルセットや余市、宮城峡、竹鶴の3本セットもありますのでお土産にも最適です。
ただ余市、宮城峡、竹鶴はそれぞれ750円ですが、3本セットになると50円高い2300円になります。箱代かはわかりませんがご注意ください。
蒸留所限定ウィスキー
キーモルトセミナーでも飲むことができた余市蒸留所限定ウィスキー3種は500mlボトルは売り切れ、180mlボトルはたくさん在庫がありました。
180mlボトルは1本あたり3000円(税込)で、余市蒸留所に訪れる度に値段が高くなっている気がします。
蒸留所限定のブレンデッドも在庫はたくさん販売されていました。このボトルでも今は3500円するんですね⋯。高くなりました⋯。
この日はピュアモルトもブラック、レッド共に在庫がありました。こちらもだいぶ値段が上がってきました。
ちなみに上記写真の手前にはなんと「鶴」がラスト1本置いてありました。1本あたり19000円(税込)です。実際に定価で販売されているところを初めて見たので迷わずカゴに入れて購入しました。
また限定品としてアップルワイン、スーパーニッカは余市蒸留所限定デザインのボトルも販売されています。
その他ウィスキー
その他にはセッション、フロンティアやカフェジンやカフェウォッカ等よく見るニッカの商品も販売されていました。
その他グッズ
お酒以外にもウィスキーに合うおつまみ、チョコや様々なグッズが販売されています。
有料テイスティングで飲めるもの
有料テイスティングはニッカミュージアム内にあります。
メニューはこちらになります。余市蒸留所限定だけでなく宮城峡蒸留所限定ウィスキーも飲むことができます。定価とはいえそこらのバーではこんな価格で飲むことはできないし、そもそもバーでも見ることができないウィスキーと試すことができます。
なかなかお目にかかれないザ・ニッカ ナインディケイズは10mlで10000円(税込)、シングルモルト余市10年は15mlで600円(税込)です。
私は今回せっかくなのでシングルカスク余市、シングルモルト余市10年、飲んだことがなかったカフェモルトを注文し、これら3杯でも合計2200円でした。
この日提供されているシングルカスク余市のアルコール度数は57%で、日によって樽が違うため度数も異なるとのことでした。
今回私が購入したもの
今回の余市蒸留所見学で購入したもののまとめです。
余市蒸留所限定のシェリー&スウィートの180mlボトルは昨年9月にバイクで旅をしたときに購入したので、ウッディ&バニラ、ピーティ&ソルティの180mlボトルを購入しました。
これで3種の余市蒸留所ウィスキーが揃いました。
またピュアモルトのブラックとレッドはだんだんと値段が上がっていて、すでに持っているものの飲んで無くなったときのことを見越して1本ずつ追加で購入しました。
そしてラスト1本を購入することができた鶴です。これは貴重なのでしばらく開けて飲むことはなく、自宅で大事に保管しようと思います。ボトルの見た目のかっこよさもキャップ部分の鶴のデザインもお気に入りです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は北海道の余市蒸留所に蒸留所見学に行ってきたので見学ツアーの様子、ショップで購入できるもの、有料テイスティングで飲むことができるものをまとめました。
約1年ぶりに余市蒸留所に行き、いつもハイシーズンに行くためショップもミュージアムも人でごった返しになっている印象でしたが12月に行くと駐車場はがら空きでストレスなく楽しむことができました。
なんだかんだで毎年北海道に行っているので白州や山崎よりも訪れている蒸留所で、今回は運転の心配がなくセミナーで飲むことができた蒸留所限定ウィスキー、有料テイスティングで飲むことができた貴重なウィスキーを楽しむことができてとてもよかったです。
今回余市蒸留所に行った約2週間前にはサントリーの山崎蒸留所と白州蒸留所にも見学に行って同様のまとめ記事を公開していますので、よろしければご覧ください。
ではまた!