どうも、こっこです。
今回は山梨県にあるサントリー白州蒸溜所に見学しに行ってきた様子を全てご紹介します。
見学の申し込みや蒸留所までのアクセス、ショップで買えるものや有料テイスティングで飲むことができるものなど、ウィスキーファンが気になるポイントを記事にまとめていきます。
見学に行った日付は2024年11月16日(土)で、白州蒸溜所には1年前に行ったことがあり、今回が2回目になります。
実はこの4日前にサントリー山崎蒸留所にも行ってきてこの記事同様に見学の様子を記事にまとめてあります。よろしければそちらもご覧ください。
目次
白州蒸溜所のアクセスと見学予約
白州蒸溜所はどこにある?
サントリー白州蒸溜所は山梨県北杜市白州町にあります。
最寄りの駅は中央本線の小淵沢駅、車でお越しの場合は最寄りのICは中央自動車道小淵沢ICになります。
小淵沢駅からは無料のシャトルバスも出ています。
見学の予約方法
白州蒸溜所は予約しないと蒸留所見学をすることができません。
見学の内容、空き日程等はサントリー白州蒸溜所のHPをご確認ください。
有料のツアーは3000円、1万円のものがあり、製造工程の見学ができたりテイスティングセミナーに参加することもできます。有料ツアーは抽選で当選した人のみ参加できますので、日程の調整がなかなか難しいです。
「ウィスキー博物館・セントラルハウス入場」というプランは無料で参加することができ、早いもの勝ちで人数制限はあるものの比較的予約が取りやすいです。
「ウィスキー博物館・セントラルハウス入場」ではショップでの蒸留所限定ウィスキーやお土産の購入、有料テイスティングも楽しむことができますので、まずはこのプランから白州蒸溜所に行ってみるのがおすすめです。
実際に行ってきた様子
今回は友だちと日程を合わせて2024年11月16日(土)に「ウィスキー博物館・セントラルハウス入場」の無料ツアーに行ってきました。
製造工程の見学は1年前に行ったことがあったのですが、その頃は白州NVのフルボトルは買えたものの蒸留所限定ウィスキーは販売がありませんでした。
新宿から電車で小淵沢駅まで
お酒を飲みに行くため車ではなく電車で向かいます。
新宿駅から松本行きのあずさに乗っていきます。
所要時間はだいたい2時間くらいで座っているだけで到着するのでとても楽ちんでした。ただ片道で5000円くらいするので交通費は結構かかってしまいます。
今年はだいぶ温かかったのでこの時期は車窓から見える紅葉がとてもキレイでした。
PC作業をしているとあっという間に小淵沢駅に到着しました。
小淵沢駅からはシャトルバスで
小淵沢駅を出て左側に進むとサントリー白州蒸溜所までの無料シャトルバスのバス停があります。
工場の営業日は毎日シャトルバスが運行されているようです。
この日は土曜日ということもあり、白州蒸溜所に向かう人が多くバス停で待っています。バスは観光バスほどの大きさがありますが、座席はほぼいっぱいでした。
白州蒸溜所に到着してから
白州蒸溜所は改装されたとは聞いていましたが1年前よりもだいぶ見た目が変わりました。前はだいぶシンプルなみための受付だったのですが改装されてからとてもキレイな建物になっています。
受付にて名前と参加するツアー名、時間を伝えて入館できる証のネックストラップをもらいます。
博物館やショップに向かう道も1年前にはなかった橋、遊歩道が整備されています。
こちらも紅葉がとてもキレイで歩いていて気持ちが良いです。
歩いて程なくメインエリアに到着します。正面右側にはショップと有料テイスティングエリアがあります。
ここから左側を向くと改装とコロナ禍を明けて営業再開したレストランがあります。今回レストランは行きませんでした。
ウィスキー博物館
ウィスキー博物館は有料ツアー参加者の集合場所になっていて、ウィスキー白州としてだけでなくウィスキー全般の勉強ができる興味深い博物館になっています。
博物館は外から見るよりもだいぶ広く、コンテンツ量が多いです。
最上階まで上がるとこれまた素晴らしい紅葉と景色が広がっています。
ショップで購入できるもの
ショップで前から気になっていた蒸留所限定ウィスキーが買えるかショップを見に行ってきました。
白州NVは買えるのか?
白州のフルボトルは無料見学の参加者でも購入することができます。
しかし、1日のツアー参加で1人あたり以下の4つののうちから1つしか購入することができません。
- 白州700ml
- 白州180ml&燻製ミックスナッツセット
- 白州シングルモルトウィスキー300ml
- 白州蒸留所限定ウィスキー180ml
4つのうちの一つしか購入できないというのは究極の選択になります。事前にどれを購入するのか決めてから白州蒸溜所に向かったほうが良さそうです。
いずれの商品も土曜日でも売切れはありませんでした。
いずれかのウィスキーを購入するとネックストラップの入館証の裏面にスタンプが押されるので不正で複数本の購入はできないようになっています。
蒸留所限定ウィスキーについて
蒸留所でしか購入できない限定ウィスキーは2種類あります。
白州シングルモルトウィスキー300ml
単体の写真を撮ってくるのを忘れたのですがこんな見た目です。
容量は300mlで価格は1本1466円(税込)です。
白州蒸留所限定ウィスキー180ml
ボトルの見た目が黒い白州蒸留所限定のウィスキーです。
容量は180mlで価格は1本3850円(税込)です。
こちらに関しては詳細とテイスティングノートが公開されていました。
他にもいろいろ
ウィスキーだけでなく、他にもいろいろなものが販売されています。
個人的にはつい先日山崎蒸留所に行っていろいろと購入してきたので、今回はあまり購入しませんでした。
山崎で販売されているものとほとんど同じものが置かれていますが、「白州」と文字が入った薄付きグラスやテイスティンググラスが限定ものでおすすめです。
有料テイスティングで飲めるもの
有料テイスティングエリアではほぼ原価で白州を飲むことができ、年数表記のある白州やレアなものもありえない価格で飲むことができます。座席は30分間利用することができます。
白州で採水された水でボトリングされた南アルプスの天然水の工場も併設されているので、水は飲み放題になっています。
注文方法
注文は入口入って左側にあるタブレットで注文と決済まで行います。
レシートに受付番号が記載されているので、バーで用意が整うと受付番号で呼び出されます。受取口で受け取って自分の席で楽しみます。
バーカウンターの奥は絵に描いたような美しい森を見ながら白州を楽しむことができます。紅葉がキレイな時期に行って本当によかった!
メニュー
メニューには唯一フードが付いている白州ペアリングセットが2500円です。ノンビンテージ白州をハイボール、水割り、ストレートにそれぞれ合う料理と一緒に楽しむことができます。
他にも本場の森香るハイボールが700円、白州12年構成原酒体感セットが10ml×3杯で1100円、白州熟成体感セットがノンビンテージ、12年、18年がそれぞれ10mlずつのセットで1600円です。
他にも白州をいろんな飲み方で、また白州12年の構成原酒を好きなものだけ注文することもできます。ショップで販売されている白州蒸留所限定ウィスキーもここで飲んで試すことができます。
中でも注目が白州25年30mlが22000円で飲めます。そこらのバーではそもそも置いてないところが多く、さらにこの価格で飲めるところはありません。
響や山崎もノンビンテージから年数表記まで様々置いています。
ローヤル、スペシャルリザーブ、オールドは300円。白州のニューポットや知多のニューメイクは100円です。ニューポットは販売されていないのでここでしか飲むことができません。
最後のページに白州Story of Distillery 2024 EDITIONと響Anniversary Blendも置いています。
響Anniversary Blendは山崎蒸留所でも置いていて飲みましたが、白州Story of Distillery 2024 EDITIONは今年も抽選に外れたのでここで飲めるのは助かります。
今回私が注文して飲んだもの
今回私は左から
- 白州蒸留所限定ウィスキー
- 白州Story of Distillery 2024 EDITION
- 白州ニューポット
この3つを注文しました。
価格はともかくここでしか飲んで体験できないものを選んで注文しました。
友だちはせっかくだからということで、白州熟成体感セット(ノンビンテージ、12年、18年がそれぞれ10mlずつのセット)を注文していました。
今回購入したものご紹介
今回は元々狙っていた白州蒸留所限定ウィスキー180mlを購入しました。
300mlの限定ウィスキーも欲しかったのですが一人1本しか購入できなかったので、また次回行ったときに購入したいと思います。
自宅のウィスキー棚のミニボトル段もだいぶランナップが増えてきました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
1年ぶりに白州蒸留所見学に行って建物もいろいろと変わっていて新しい気持ちで楽しむことができました。
交通費はかかるものの都心から電車のみで行けるのでお酒を飲んでも車のドライバーの心配がなくアクセスできるので、興味がある方は一度行ってみることをおすすめします。
この見学の4日前に山崎蒸留所にも行って同じようにまとめていますのでぜひご覧ください。
ではまた!