どうも、こっこです。
今回は大阪にある山崎蒸留所に行ってきたので見学の様子と実際に購入できるもの、有料テイスティングで飲むことができるものを紹介していきます。
個人的にずっと行きたいと思っていたものの、大阪と京都の間にあるので都内在住の身としてはなかなか行けない場所でした。ただ今回予約することができたので実際に行った感想とともにレビューしていきます。
この見学の4日後には山梨県のサントリー白州蒸溜所にも見学に行ってきましたのでよろしければご覧ください。
目次
山崎蒸留所のアクセスと見学予約
山崎蒸留所はどこにある?
山崎蒸留所は大阪府の北東部に位置していて、ちょっと歩くだけで京都府に入ることもできる場所にあります。
周辺主要駅や空港からの電車、または車でのアクセスはだいたい以下の時間で向かうことが可能です。
車で行くとテイスティングができないので、電車での移動がオススメです。
電車で | 車で | |
大阪、梅田駅から | 45分 | 43分 |
新大阪駅から | 35分 | 41分 |
京都駅から | 26分 | 31分 |
伊丹空港から | 1時間7分 | 36分 |
電車で行く場合はJR京都線の山崎駅、または阪急京都線の大山崎駅から歩いて行くことができます。
見学予約に関して
山崎蒸留所は予約がないと見学をすることができません。
見学ツアーやセミナーに日程や詳細はサントリー山崎蒸留所のHPをご確認ください。
サントリー山崎蒸留所
製造工程が見学できるツアーは有料で、さらに抽選式なので当選した人しか参加することができません。
製造工程は別にいらないから山崎蒸留所の雰囲気を味わいたい方は「山崎ウイスキー館見学(無料・製造工程見学無し)」がオススメです。無料で見学することができ、博物館見学、ショップでの買い物、有料テイスティングも楽しむことができます。
「山崎ウイスキー館見学(無料・製造工程見学無し)」の予約は早いもの勝ちになりますので毎月予約開始の日時をHPで確認し、お早めに予約してください。
実際に行ってきた様子
今回はいつ抽選が当たるかもわかないので「山崎ウイスキー館見学(無料・製造工程見学無し)」を予約し見学させていただきました。
見学の日付は2024年11月12日(火)の午前11時からの部に2人で申し込みをしました。
駅から山崎蒸留所まで
阪急京都線の大山崎駅に向けて電車に乗り、駅に到着する手前で車窓から山崎蒸留所が見えていたので興奮しますね。大山崎駅に到着しました。
駅外観はこんな感じ。
Googleマップに従って歩いて行きます。
踏切を渡って線路の北側に進みます。左側にはJR京都線の山崎駅が見えます。
だいぶ細い道を通されます。
大山崎駅からは900mで約13分歩くことで到着します。目印となるポットスチルが見えてきました。
このまま右を向くと入口になります。
山崎ウィスキー館
順路通りに進むと建物が見えてきます。こちらが山崎ウィスキー館で受付と共に博物館になっています。入って右側に受付がありますので、予約者は受付にて名前と人数を伝えてネックストラップを受け取ります。
建物内部にはKOTOBUKIYAの大きな看板があります。
ちなみにこの建物の外にロッカーがあります。大きな荷物はこちらに預けておくことができます。
博物館内部は様々な展示があり、ウィスキー好きにはたまらない博物館となっています。これらが無料でも見られるのでとてもありがたいです。
ここだけでもだいぶ写真が多くなるので割愛します。ところどころにあるステンドグラスがかわいいです。
ショップで購入できるもの
博物館見学を抜けてテイスティングできるエリアの2階に上がるとショップがあります。
山崎NVは買えるのか?
山崎NVのフルボトルは無料の見学者は購入することはできません。有料のツアー参加者は日によって在庫があればフルボトルで買えるようです(持っている人がいました)。
ギフトショップでは山崎NVの180mlミニボトルなら販売されていますが、1人あたり1回の見学で2本までの購入制限になります。
さらにミニボトル単体で購入することはできず、パスタスナックとのセット(3015円(税込))か
ハーフロックグラスと竹製紙袋とのセット(3275円(税込))の抱き合わせ販売でしか購入ができません。
それでも皆さんはせっかく蒸留所に来たなら、ミニボトルでのいいから購入できるなら、ということで2本分買えるだけ買っていく人が多くいました。
在庫はどんどん補充されていたので山崎NV180mlボトルが購入できない、ということは無さそうでした。
蒸留所限定ウィスキー
蒸溜所限定ウィスキーは2種あります。
山崎蒸留所限定シングルモルトウイスキー(300ml)
山崎蒸留所蒸留所限定シングルモルトウイスキーはこちらも抱き合わせ販売でしか購入ができません。セット価格は4196円(税込)です。
セットの内訳は
- 山崎蒸留所限定シングルモルトウイスキー:1466円(10%税込)
- 竹紙袋:330円(10%税込)
- 樽燻鮭トバ:1200円(8%税込)
- 樽燻ベーコン:1200円(8%税込)
これらがセットになっています。
蒸留所限定ウィスキー以外はショップ内でそれぞれ個別で購入することもできます。
山崎蒸留所蒸留所限定シングルモルトウイスキー単体は安いのですが、セットとなるとなかなかの値段になります。鮭トバもベーコンも購入するつもりだった人はちょどよいセットになるのではないでしょうか?
山崎蒸留所限定ウィスキー180ml(黒)
山崎蒸留所限定ウィスキー180mlはセットではなく単体で購入することができます。こちらは単体での価格で3850円(税込)です。
こちらの黒い限定ウィスキーは一つ下の階の有料テイスティングにて飲むことができます。実際に飲んでみてから購入を考えてもいいかもしれないです。
アルコール度数は48%、ノンチルフィルタードでスパニッシュオーク樽、ピーテッドモルト原酒です。
限定ウィスキー購入の注意点
1回の見学で上記2種の蒸留所限定ウィスキーがどちらも購入できるかと思いきや「いずれかお一人様1点まで」の購入制限が設けられています。一人での参加の場合はどちらを購入するか事前に考えたほうが良さそうです。
ということで山崎と名がつくウィスキーでこのギフトショップで購入できる最大数は
- 山崎NV180mlセット×2つまで
- 蒸留所限定ウィスキー×いずれか1つだけ
こういうことで最大3本になります。
購入時に何本購入したかのチェックのために、ネックストラップの裏面にスタンプを押されます。樽の数が山崎NV180mlの購入数、ボトルのスタンプが蒸留所限定ウィスキーの購入数になります。
有料テイスティングで飲めるもの
ここでしか飲むことができないもの、レア過ぎてなかなか飲むことができないものもこのバーで飲むことができます(有料)。
山崎の名水は何杯でも飲むことができます。
メニュー
メニューの写真を撮ってきたので載せておきます。どれも原価での販売になっているので、この価格で飲めることに驚きです。
バーカウンター側のメニューにはさらに2種の「シングルモルトウイスキー山崎 Story of Distillery 2024 EDITION」と「響 サントリーウィスキー100周年記念 -Anniversary Blend -」も選べるようです。
私が注文したもの
せっかくなら、ということでいろいろと注文してしまいました。
ちなみに有料テイスティングでは注文は3杯までという制限がありますが10ml×3杯のセットに限って1杯扱いになるようです。
なので
- 山崎12年構成原酒体感セット(各10ml):1500円
- シングルモルトウイスキー山崎 Story of Distillery 2024 EDITION(30ml):1000円
- 響 サントリーウィスキー100周年記念 -Anniversary Blend -(30ml):3000円
これらで注文しました。
山崎2024年と響100周年は何度抽選に応募しても当選したなかったので体験のために注文しました。
山崎12年構成原酒体感セットは山崎12年、構成原酒(スパニッシュオーク樽)、構成原酒(ミズナラ樽)が各10mlで3杯のセットになっています。
この構成原酒のスパニッシュオークとミズナラのボトルは市販されているものではないので、それぞれ写真も取らせてもらいました。
今回同行した嫁は
- 山崎原酒のニューメイク(30ml):100円
- 知多原酒のニューメイク(30ml):100円
- 山崎蒸留所限定ウィスキー(黒ボトル)(30ml):800円
これらを注文していました。
ニューメイク、ニューポットは蒸留所でしか飲むことができないのでとてもレアなものです。
黒い蒸留所限定ウィスキーもここで実際に飲んでみて、とてもスモーキーで深みがある美味しいウィスキーでした。
今回購入したものまとめ
今回ギフトショップで購入できた商品のまとめになります。
山崎NV180ml×3本
蒸留所限定ウィスキー(黒)180ml
蒸留所限定シングルモルトウイスキー300ml(嫁の購入分)
これのセットの鮭トバ(4袋1セット)とベーコンは結構美味しかったです。ウィスキーに合うように作られています。
他にも樽材のマドラーやボールペン、紙製コースター等もいろいろ購入して結構な価格になりました。ただなかなか行ける場所ではないのでルールを守りつつ悔いがないようにまとめて購入しました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は初めて山崎蒸留所の見学に行くことができたので、実際の様子と購入できるものなどまとめてみました。
ちょうど昨年の2023年が山崎蒸留所建設から100周年の年でいろいろと盛り上がっていました。1年経ってしまいましたがジャパニーズウィスキーの原点の場所に行くことができてとても満足できています。いずれは抽選でのツアーも参加してみたいですね。
実はこの4日後に山梨県の白州蒸溜所見学にも行っています。そちらも様子もよろしければご覧ください。
ではまた!